SUPER GTって何?

【レースのおもしろさが詰まった人気の高い国際GTレース】

SUPER GTとは・・・
SUPER GTは、全日本GT選手権(JGTC)として1994年に始まった。
その名の通り、GTカーによるレースであるが、レースカーとしての
性能向上や海外開催など国際レースへの展開が行われたことから、
従来のGTレースを超える存在として2005年からSUPER GTに名称を変更した。

SUPER GTはドライバーが、ふたりひと組となって1台のクルマを
交代でドライブする。
各大会の決勝順位によってポイントが与えられ、
1年間を通して一番多くポイントを獲得したひと組が、
その年のシリーズチャンピオンになる。
速いクルマにはポイントに応じたウエイトハンデが与えられるため、
特定のひと組が独走するのは難しい。
しかし、だからこそシーズン最後まで接戦のチャンピオン争いが繰り広げられる!

SUPER GTとは?

高性能のGTカーを使った人気のシリーズ

1994年 全日本GT選手権(JGTC)スタート
2005年からSUPER GTに名称変更

SUPER GTマシンについて説明します。

SUPER GTマシンとは・・・
国をまたがるような長距離移動を高速で移動する
"Grand Touring Car"の略称から来ており、
高性能車の代名詞である。

レースにおいては、現在ではFIAがGT規定を定めており、
SUPER GTでもFIA GT3規定の車両が参戦する。
また、ル・マン24時間レースでもGTクラスが定められており、
その姉妹レースのル・マン・シリーズも同じクラスがあり、
各国各地域でGTレースでは、FIA GT3規定の車両が主流となっている。
また、2014年からGT500クラスの車両規定が大幅に変更され、
ドイツツーリングカー選手権(DTM)と同等の規定となる。
これによりワールドワイドな展開の可能性がある。

SUPER GTマシン

正式名称は"Grand Touring Car"
FIAによりGT規定が定められている。

SUPER GTクラス紹介

SUPER GTには2つのクラスが存在し共存してレースをします

GT500クラス
レクサス(トヨタ)、日産、ホンダの日本の3大自動車メーカーが
開発したワークスマシンで参戦



GT300クラス
国内外の多くのマシンが入り乱れ、GT500クラスとは異なる魅力をもつ。
その車両規定は、ヨーロッパでプライベーターを中心に
愛用されているFIA-GT3規定の車両と、
日本ならではの改造範囲が定められたJAF-GT規定車両に分けられる。

FIA-GT3規定は、レーシングカーとしては安価で、
各メーカーが製作したベースマシンを購入し、
すぐにトップクラスのパフォーマンスを発揮できることが特徴。
ヨーロッパで定められた性能調整(BoP)によって、
各車両の速さがコントロールされる。
これに対してJAF-GT車両は、国内のチームが自慢の技術で
作り上げた車両で、コーナリングを得意とする。


GTクラスの違い

GT500
500馬力のエンジンを使用
ヘッドライト
ゼッケン
ウインドステッカー


GT300
300馬力のエンジンを使用
ヘッドライト
ゼッケン
ウインドステッカー

グランプリは世界も含めて8戦

前年の総合チャンピオンがカー№1を付けることができます。

2015 SUPER GT SERIES
4/ 4- 5 OKAYAMA(岡山)    優勝:KeePer TOM'S RC F(№37)
5/ 2- 3 FUJI(静岡)     優勝:
6/20-21 THAILAND(タイ)   優勝:
8/ 8- 9 FUJI(静岡)     優勝:
8/29-30 SUZUKA(三重)    優勝:
9/19-20 SUGO(仙台)     優勝:
10/31- 1 AUTOPOLIS(大分)   優勝:
11/14-15 MOTEGI(仙台)    優勝:

総合チャンピオン:
2014 SUPER GT SERIES
4/ 5- 6 OKAYAMA(岡山)    優勝:KeePer TOM'S RC F(№37)
5/ 3- 4 FUJI(静岡)      優勝:カルソニックIMPUL GT-R(№12)
5/31-6/1 AUTOPOLIS(大分)   優勝:MOTUL AUTECH GT-R(№23)
7/19-20 SUGO(仙台)     優勝:ZENT CERUMO RC F(№1)
8/ 9-10 FUJI(静岡)     優勝:ウイダーモデューロNSX(№18)
8/30-31 SUZUKA(三重)    優勝:PETRONAS TOM'S RC F(№36)
10/ 4- 5 THAILAND(タイ)   優勝:PETRONAS TOM'S RC F(№36)
11/15-16 MOTEGI(仙台)    優勝:MOTUL AUTECH GT-R(№23)

総合チャンピオン:MOTUL AUTECH GT-R(№23)

グランプリシリーズは8戦

4月に開幕し11月まで
シリーズを戦う。

毎年最終戦を特別戦という
形でFUJIを開催していたが
今年は無さそう??

予選・決勝・ポイントなどについて説明します。

予選
予選はノックアウト方式。
2人のドライバーが速くないと上位進出できない。
短い時間のなかでいかに速いタイムを出すか?
時間との戦いは必見。
予選のノックアウト方式
予選を2回に分けて行い、GT500とGT300の
あらかじめ決められた順位以下のチームは
次の予選に進むことが出来ない。
1回目(Q1)でふるいにかけられ、上位が2回目の予選(Q2)を行い
ポールポジションが決まる。
※1人のドライバーが連続した予選セッションを走ることが出来ない。
決勝
2人いるドライバーのうち、どちらが先に走るのか?
どのタイミングでピットに入るのか?
チーム戦略が様々でレースを面白くする。
※ドライバー1人が走れる距離は全走行距離の2/3までと
決められている。
決勝のスタート方式
SUPER GTのスタート方式は「ローリングスタート」。
静止した状態からのスタートではなく、走行状態のままスタート。
先導車を先頭に予選順位を崩さずにコースを周回。
先導車がコースを外れ、スタートシグナルが青になったところで
スタートとなる。
スタートラインを越えるまでは追い越しが禁止されているので、
その先にある1コーナーでどのクルマも追い越しを狙う。
ポイントシステム(チーム・ドライバー)
SUPER GTはレース結果によってポイントが与えられ、チャンピオンを争う。
優勝…20点、2位…15点、3位…11点、4位…8点、5位…6点
6位…5点、7位…4点、8位…3点、9位…2点、10位…1点

走行ラップポイント
トップと同一周回…3点、1周遅れ…2点、2周遅れ以上で完走…1点
ピットワーク
SUPER GTはレース結果によってポイントが与えられ、チャンピオンを争う。
ピットイン時に同時に作業できるメカニックは5名までで、
タイヤ交換は2名以内で行う。
ピット作業中はエンジンを停止しなければならず、
給油とタイヤ交換は同時にすることはできない。

予選・決勝

【予選】
ノックアウト方式を採用

【決勝】
ローリングスタートを採用

ウエイトハンディ制度が接戦を作り出す

1台の独走を許さないために作られるウエイトハンディ制の説明をします

ウエイトハンディ制度とは
1台だけが勝ち続けるとおもしろさに欠ける。
そこでポイントを獲得しているクルマは
次のレースでウエイトを積むことが決められている。
クルマが重くなると加速しにくく、止まりにくい。
だから最終戦まで激しいチャンピオン争いが続く。
ウエイトはどこに置いている?
ウエイトはGT500クラスは50kgまでは助手席に置かれ、
それを超える分はどこにおいてもOK。
GT300クラスはシートの下に置かれることが多い
ウエイトはどうやって判別するの?
またどれくらいウエイトを積んでいるかは車に
貼られているステッカーで判別できる。

ウエイトハンディ制導入

ウエイトハンディ制をとることで
最終ラップまで接近戦でのレースを
楽しめる可能性が増える

・優勝争いが熾烈になる
・最終戦までもつれる可能性が高い
・見ている側を飽きさせない
などのメリットがある

SUPER GT 写真コレクション

鈴鹿・岡山国際での写真を見てください。

2015年3月14日 岡山国際サーキット(ファン感)
2014年3月1日 鈴鹿サーキット(ファン感)
2014年3月15日 岡山国際サーキット(ファン感)
2012年8月18日 鈴鹿サーキット
2012年3月3日 鈴鹿サーキット(ファン感)
2011年8月 鈴鹿サーキット
2011年7月 鈴鹿サーキット(テスト)
2010年8月22日 鈴鹿サーキット
2009年8月21日 鈴鹿サーキット

鈴鹿・岡山写真コレクション

ここは私が撮影した写真を
公開しています。